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"Coloration and Stories" 青木有希 (aoki graphics) 3/19
- 4/21/ 2004 |
―グラフィックアーティスト、青木有希が、今春、モColoration and Storiesモ をアバウトグラマーで開催― イギリス留学を経て、アメリカで油絵を学び学位を得た後、日本へ帰国した青木有希氏は、その後色彩についての知識を深め、技術と想像力をより生かせるグラフィックを中心に現在日本で活躍している。マルチタレントのアーティストである彼女の最近の作品の中には、自分で作成した絵本のストーリーに合わせてフェルトやボタンでひとつずつ作成したキャラクターを画像として取り込むといった新しい手法が使用されているものもある。 青木氏の作品は新しい形のグラフィックアート、というだけではない。彼女の頭の中で創造されるのは、タブーとされているある種の川を越えてしまったような、「可愛いが恐ろしい」、常軌を逸した不思議な世界である。例えば、今回彼女が挑んだテーマのひとつに「獏」がある。ここでいう獏は、中国の想像上の動物で人間の見る悪夢を食するが、その獏の皮の上に寝ると疫病にかかりにくくなり、またその姿を形どるだけで、邪悪な霊を退けるといわれている。思うに青木氏は「もしたくさんの獏がいれば、人はもっと幸せな気持ちになれるのでは」と考えたに違いない。そして更に「もし獏を育てることができたら」というように想像を膨らませ、「もし獏を植物のように育てられたら、そしてもし獏の中にたくさんのカプセルが詰まっていて、そのカプセルが獏と同様の効果をもたらせることができたら、よりたくさんの人が幸せになれるに違いない」と想像したのであろう。この想像の世界は彼女の頭の中で縮小されていくどころか、より膨張し続けるのだ。 今回の展示は「獏3部作」「花3部作」「絵本カード」、そしてグッズ販売の4本柱で行われるが、グラフィックとしては珍しいのはその大きさである。「獏3部作」は約6フィートの作品が3点、「花3部作」は約5フィートの作品が3点、「絵本カード」は10点で構成されており、現在日本のみで購入可能のオリジナルグッズ販売はレーターセット、マグネット、鞄、瓶、缶バッジ、ステッカーが予定されている。 |
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